オフィスレポート
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作成日:2012/04/16
4月からスタートする新しい「在宅介護」



◆床ずれ対処や血圧チェックも

この4月から「24時間体制」の介護訪問サービスがスタートすることとなり、在宅介護のいわば「切り札」として注目されています。

新設される「定期巡回・随時対応サービス」は、住み慣れた地域で暮らし続けることができる在宅ケアサービスとして国が推進しているものです。

生活支援(食事、服薬確認、排泄介助など)のほか、床ずれ対処や血圧チェックなどを、まさに「24時間体制」で提供するものです。

◆従来との違いは何か?

従来の訪問介護との大きな違いは、訪問の回数と時間です。

従来の訪問介護では1日1〜2回で、1回あたりの訪問時間は「30分〜1時間」程度でした。しかし、新サービスでの訪問時間は「10〜15分」程度と短くなっています。ただし、自分の生活リズムに合わせて夜間や早朝でもサービスを受けることができます。

利用者の自己負担は定額制で、原則として1日何度利用しても負担額は変わりません。

◆導入に伴う問題点は何か?

1つ目は「事業所の採算」の問題です。新サービスでは、訪問回数にかかわらず報酬が1カ月単位で決定するため、訪問先ごとの移動距離が長くなると効率が悪くなり、ガソリン代などの負担も重くなります。

2つ目は、「担い手の確保」の問題です。人が集まりにくのが介護業界の実情であり、これまでは採算が取れていた場合でも、利用制限がなくなってしまうと、ヘルパーの負担が増えることが懸念されています。

 
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